04 | 2017/05 | 06

三國連太郎さん追悼  勅使河原宏監督作品『利休』 

14日に急性呼吸不全のため死去、密葬が16日、静岡・沼津市内の自宅でとり行われた三國連太郎さん(享年90歳)

背が高くて二枚目、親しみやすさの全くない俳優さん・・・というのが、「釣りバカ日誌」以前の三國連太郎さんのイメージでした。
「スクリーンやTV画面の向こうの人」、そんな感じ。

「釣りバカ日誌」のスーさん、大好きでした。
釣りキチの父の影響で、子供のころ貯水池や川、海、ダムなどについて行っていた私は実は釣り好きなんです(^^)
だから「釣りバカ日誌」はもちろん好きで、浜ちゃんとスーさん以外ではみち子さん(石田えり)がお気に入りでした。

劇場で最後に観た主演作は、『利休』(1989年)だったと思います。
野上彌生子さんの小説『秀吉と利休』の映画化作品。
三國連太郎さんが利休、山崎努さんが太閤秀吉を演じ、監督は華道草月流三代目家元でもあった勅使河原宏監督でした。

秀吉の茶頭千利休が自害するまでの利休と秀吉を描いた『利休』は、誰もが知っている一大歴史絵巻を、勅使河原監督の映像美と『乱』(1986年)でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞したワダエミさんの華麗な衣装で描いていました。
蟄居させられた利休が青々とし風になびく竹林を歩くシーンは、鮮やかに目に焼きついています!
▼1989年9月公開『利休』

利休にちなみ、長次郎楽茶碗、磯辺茶碗、黄瀬戸茶碗など桃山時代­の一級美術品を数多く使用。

◆『利休』キャスト
三國連太郎(千利休、堺の商人(屋号「魚屋(ととや)」)家業は納屋衆(倉庫業)、信長・秀吉の茶頭)
三田佳子 (利休の後妻りき、クリスチャン )
山崎努  (豊臣秀吉)
松本幸四郎(織田信長 )
中村吉右衛門(徳川家康、五大老の一人)
田村亮  (秀吉の弟、大納言秀長)
岸田今日子(秀吉の正妻、北政所)
北林谷栄 (秀吉の母、大政所)
山口小夜子(茶々、信長の姪)
坂東八十助(石田三成、五奉行の一人 )
中村橋之助(細川忠興、利休七哲の一人、石田三成の娘婿)
青山裕一 (高山右近、利休七哲の一人、キリシタン大名)
嵐圭史  (古田織部、利休七哲の一人)
織本順吉 (今井宗久、利休七哲の一人)
今福将雄 (長次郎、楽焼の創始者、千家十職の一つ)
井川比佐志(山上宗二、利休の高弟、『山上宗二記』の筆者)

Wikipediaによると漫画『花の慶次』は、利休・秀吉・三成・茶々らの人物像とそのファッションは、この映画の影響を受けているそうです。
▼『花の慶次』前田慶次 ※画像クリックでamazonへ
花の慶次

千利休は当時としては非常に大柄で180センチくらいあったとか。
181センチの三國連太郎さんは、まさにはまり役立ったと思います。
三國連太郎さんは『利休』のような主演でなくても、どの作品でも非常に存在感のある俳優さんでした。

三國連太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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