07 | 2017/08 | 09

「男の料理教室には二度と行かん」と怒る義父 

 先日「要支援1」に認定されたお舅さんは、毎日台所に立っています(椅子に座ることも)
 あっ、台所じゃなくて、キッチンですね。

 舅は昔から料理が趣味だったわけではなく、私が嫁になって転勤先が横浜から山口へ変わり、そこの住居が単身タイプだったため一人暮らしをせざるをえなかったのが切欠らしいです。
 
 子供の頃終戦を迎え、貧しい少年時代を過ごした舅は、食事に関しては贅沢や無駄を省く傾向にあります。
 もったいない精神が大きいので、残り物をミキサーにかけて「あとで食べる(飲む)」ために冷蔵庫に保存したり・・・
 たまに「ローガンさん食べてみるかね」とふられる事もありますが、他の人が助け舟を出してくれるので、未だに口にしたことはありませんが。
 とにかく「野菜をたっぷり」「うすあじ」をモットーに、夫の実家では朝食は全て、夕食もほとんど、お舅さんが作っているのです。

 TVやネットのレシピを参考に、ある意味自己流な料理を作っていたお舅さん。
 そんなとき、徒歩5分の市民センターで「男の料理教室」が始まることを知り、早速申し込んだのは必然でした。

 誰かに料理を教わるのが初めての舅は、期待に胸を膨らまして参加したそうです。
 挨拶が終わり、本日のメニューの説明。そしていよいよ調理がスタート。
 ところがここで、舅のやる気を喪失させる出来事が!

 ヤル気満々な受講生のおじいさま方は、我先にと食材や包丁を握ります。
 それは実にほほえましい光景です。

 でも、ちょっと待て。
 あなた方、手は洗いましたか?
 さっきまでペンを握っていた手で、肉を掴んでいませんか。

 まわりを見回しても、誰一人手を洗っている者がいない。
 講師もそれに関しては一言も発しない。
 お舅さんは、とても食べる気になれず、初回を限りにやめてしまいました。

  ・爪は短く切っておく
  ・丁寧な手洗い

 は、最低限のマナーじゃないか?
 と舅の怒りは、受講生はもちろん、特に講師に向けられていて、未だに収まりそうにありません。
 「指導力がない」「あんな講師を選んだセンターの気がしれん」

 衛生面の指導や、調理前の基本マナーをあらかじめ言っておく事はたしかに必要です。
 でも、当たり前すぎて、女性の場合はあらためて確認することはこれまでありませんでした。
 学校や地域のイベントで調理する際、部屋に入る前には消毒。
 調理スタートの直前には、石鹸で手洗い2回・・・・が恒例になっています。
 でも男性には馴染みがなかったんですね。
 
 確かに講師にも、募集した市民センターも手落ちがあったでとは思います。
 受講するのは、これまで台所に立ったことのないお父さん方なんです。
 小さな子供に教えるように、事前に「調理前の心得」のような文章を添えたり、調理室入り口に消毒薬を置くことも出来ました。
 お父さん(年齢高め)方も「人の口に入る物を作る」という意識があれば、自ずと分かりそうなものですが・・・いい大人なんだから。
 またお舅さんも、普段はっきり意見を述べるタイプなのに、何故今回だけは黙って引いたのか。

 まぁ、なんかよく分からないけど、それでもお舅さんの料理への情熱が冷めたわけではなく。
 今日も3時に起きて、深夜電力で料理洗濯お掃除に励んでいますヽ(*^∇^*)ノ


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