02 | 2017/03 | 12

セロクエル25㎎錠が処方されました 


 3週間のサリドマイド投薬が終り、1週間の休薬期間中に入った義父。
 「薬が合わないせいで体調が悪い」
 普段は私たちにモンクばかり言っているので、薬の少ない年末年始は平穏な日々が過ごせるに違いない。
 しかし、それは甘い考えでした。
 
 どの薬の副作用かは分かりませんが、少し前から、父の態度や言葉が暴力的になって来ました。
 脚だけでなく、呂律が回らなかったり、手先が震えたり。
 自分の身体が思うようにならないのは、凄いストレスだろうと思います。
 だから、ついイライラして、突然怒鳴ったり、歩行器でワザとぶつかったりで憂さ晴らししているんでしょう。

 でも、お義母さんを悪し様に罵るのは居たたまれなくて・・・・
 そういう時、私は凍り付いてしまって、上手く対処できません。
 話題を変えたり、お茶をすすめたり、飼い犬を使って場を和ませるくらいです。
 ですので、義父のこんな態度を初めて見た長女が、義父にこう言い放ったとき、つい心に中で拍手喝采してしまいました。

ジジ! ババに人権がないような酷いこと言うなら、私もう二度とこの家には来ないよ!

 義父が一番可愛がっている孫の言葉に、さすがの義父も反省したのか、その後ひどい暴言は治まっています。
 治まったかのように見えました。
 ところが、デイサービスの方で、小出しにしているようなんです。

 ・挨拶をしても返さず無視
 ・「動きたくない」とリハビリを全くしない
 ・行事に参加しない
 ・歩行器でトイレに行く時(それ以外はほぼ横になっている)、以前は傍にいる人に「すまんね」と声をかけたり、物を避けたりしていたのが、ぶつかっても謝らない&歩行器を物にぶつけてどかす

 私の悪口を言っているのは知っています。
 取りあえず、私に面と向かっては言いません。今のところは←
 私への不満は、火山の下のマグマの如く溜まっていると思いますけどね。

 そんな義父に、お医者様が処方して下さったのが、セロクエル25㎎錠。
 認知症の方は、理性で抑えられなくなった性格がむき出しになったり、自分の気持ちを上手く表現できないストレスが溜まると、興奮したり怒りっぽくなるそうです。
 そしてその矛先が、一番身近な奥さんや介護者に、暴言、暴力、いじめへとして向かってしまう。
 セロクエルは、認知症による暴言・暴力・声出し・徘徊を緩和する薬だそうです。
 
 あれ?
 お義父さん、認知症じゃないけど?
 でも、セロクエルを飲めば、心穏やかになって、お義母さんに暴言を吐くのが治まるなら、頼らざるを得ない。
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
 ↑を打ち込んでから数時間が経ち、一悶着ありました。
 最近お義父さんの鞄から1万円がなくなったらしいんです。
 この話題は、私と二人のときしか言い出しません。 
 つまるところ、私を疑っているんだと思います。

 そのくせ、私にお金を下ろしてきてくれと通帳を預ける。
 先日も45万円引き出すよう頼まれました。
 普段は15万なので、何度も念を押したのですが・・・・
 そして今晩、下ろしたお金の内訳を言え、というのです。
 「言われた」じゃないな。実際は「怒鳴られ」ました。
 そのくせ、私が喋ろうとすると「そうじゃない」とテーブルを叩いて遮るし。

 訳が分かりません。
 トイレのため起きて、義母、ダンナ、私がいるリビングにやってきた途端にこれですよ。
 なんでこんなに興奮しているの? 
 義父は認知症と診断されていないのに、暴言・暴力・声出しという【認知症患者の周辺症状(BPSD)】が出てしまってるようです。

 今晩、あまりの所業に思わず涙が出てしまいました。
 それに驚いたのか、義父はそそくさと席を立ち自室へ。
 義母とダンナも焦ったんでしょうね、私を労わってくれましたよ。

 その後帰宅の挨拶に行った際、「明日からも来てほしい」旨の言葉はありましたが、全く反省の色もなく謝罪もありません。
 で、大人気ないとは思ったけれど謝罪を求めたところ、「呂律が回らないから言いたくても言えない」とジェスチャー付きで伝えてきました。
 なかなか面白い回答じゃないの。
 悔しさや怒りは治まらないけど、取りあえず座布団一枚分貸しということで←

 殺伐としてしまいましたね。スミマセン。
 こんな時はペットに頼るしかない!
 ▼山茶花の絨緞とハナ(ポメラニアン♀6歳)2016/12/15
 2016D15.jpg


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コメント

小鳥遊かなえ様へお返事です

かなえさん、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します

突然ですが私、BLEACH原作は終了したというのに「次はどうなるんだろう」というシガラミが消え、より自由に二次妄想に耽り一人楽しく過ごしています。
はっきり言って、私の中では最終回以後のほうが盛り上がっています。


もの凄くパワーを頂けるコメントをありがとうございました!
百面相しながら読んでいた自覚があります。
みなさんパワフルですね!
漲っている。前向き!
最近の自分をイメージしたとき、俯きがちだった気がします。ちゃんと顔を上げなきゃね。

別の方のコメントにも書いたのですが、ここのところ義父母宅で声を出して笑った記憶がないんです。
これはヤバイ事態です。
深刻ぶらないで、この際親父ギャグでもいいから笑いを取る努力をしないとね。
あと、来るべき肉弾戦←に備えて、体力も付けておかねば!

経験談&素敵なアドバイスをありがとうございました。
かなえさんと知り合えて本当に良かった!

ポール・ブリッツ様へお返事です

ポールさん、七草も過ぎてしまいましたが、新年おめでとうございます。
旧年中は、適切なアドバイスに洒落たご意見、お役立ち情報などたくさんのコメントをありがとうございました。

そして新年最初のコメントは、まさに目からウロコ!
違う立ち居地からの見解を、はっきり言って考えの足りない馬鹿な私に分かりやすく示して下さって感謝の言葉しかありません。
不勉強でお恥かしい限りですが、ポールさんのコメントを参考に、お義父さんに接していこうと思います。
本当にありがとうございました。

ポールさんのコメントを読みつつ、現在の義父に「楽しいこと」「嬉しいこと」があるのかと問われたら何も思いつかなくて。それに気付き愕然としました。
「希望」とか「目的」というと大袈裟だけど、もっと身近で小さな「嬉しい」「楽しい」「良かった」を一つでも多く感じてもらいたい。

改めて最近の義父を振り返ったとき、笑っている姿をほとんど見ていない事にも思い至りました。
ですので、明日から早速、笑いを取れる行動を心がけてみます。
笑うかどには福来る!

Re:セロクエル25㎎錠が処方されました

明けましておめでとうございます。

今回のブログ、あまりに友達の父親と同じパターンでちょっとびっくりし、思わずコメントしてしまいました。
友父は夏前に認知症初期との診断をうけていましたが11月ごろに急に乱暴になり、家族に手を挙げてきたり奥さん(友母)を威圧したり、友姉と殴り合いをしたり、といった状況だったとか。(このパターンでは認知症入ってるからなのか自分の親だからなのか、その姉が父の背中に飛び蹴りをかましたりと遠慮がないケンカをしたそうです)
ただどうも薬の副作用だったようで、薬を一度全部やめたら1週間くらいで比較的穏やかにもどったそうですが。

お義父さまの場合は薬の副作用ではないみたいですが、病気で体など思うようにと動かないとやっぱりわがままになりますよね。
私の父も脳梗塞の後、「このクソオヤジがーっっ!」という感じでした。リハビリがうまく行ってからはだいぶおとなしくなりましたが、度々超クソオヤジです(笑) 正直、母より長生きされたら困るなーってくらいクソオヤジです。(←ヒドい娘)
ローガンさまは義理のということで遠慮があるとは思いますが、私はもうちょっとキレちゃってもいいんじゃないかなあと思いますよ。
「凍りついてうまく対処できない」とおっしゃってますが、多分それは一呼吸置いた大人の対処が出来てるんだと思います。
だけど、理性がなくなってきたお年寄り、特に男の人の場合は、力関係で抑えられるところもあったりするので・・・ (というのを、私は自分のクソオヤジで実感しました。つくづくヒドい娘です)
今は問題が始まったばかりで、本当に心がつらい時期だと思います。殺伐とすることなどないので、心のうちをどうぞ思いっきり吐き出してくださいね。ブログでも家族にでも友達でも、誰にでもいいと思います。
前述の友達の話ですが、今現在毎日彼女の話をいろいろ聞いています。本当に聞くことしかできないのですけれど、それでも、それだけでだいぶ気持ちはスッキリするそうですよ?

ちなみに私は中学時代に重度認知症の祖母と暮らしてて、取っ組み合いの喧嘩までしてました。(負けてました。年寄は子供同様、本当に遠慮がない(笑))でもそういったことの愚痴を言える親や姉妹がいたのでかなり助かっていたことを覚えています。だからこれから迎える自分と義理の親の介護もそうやってキレて愚痴をこぼしながらやっていくつもりです。
ローガン様も心の中にため込まずに、適度に流していってくださいね。
私はそんな状況の中でも「座布団一枚!今回は許す!」と返せるローガン様の心持ち、尊敬します!

Re:セロクエル25㎎錠が処方されました

新年おめでとうございます。

前にNHKの番組で見ましたが、そういう場合の対処法として、「低額でもいいから実際の報酬のある簡単な仕事を与える」というものがあるようですね。

「リハビリもしない」「行事に参加しない」というのは簡単ですが、わたしの長い間のリハビリ施設通いで一番辛かったのは、「リハビリをしても徒労にしか思えない」ということでした。思考実験として、もし、「毎朝三回続けてラジオ体操第一第二をしなければ身体が徐々に弱っていくから毎朝やりなさい」といわれたとき、その毎朝の三回のラジオ体操をどう思うか考えてみればわかると思いますが、「ものすごい苦痛」であります。「課題」があるだけで「報酬」も「達成感」もゼロに等しいのですから。それに、その課題ひとつにしろ、「自分から望んでしているものではない」ですし。同様のことに毎日さらされているお義父さまのストレスは半端ではないと思います。

「行事」もこれまたストレス以外の何物でもありません。毎日毎日をとりあえず生きているだけで精いっぱいの所に、その生きている毎日をさらに複雑にするような、しかも自分が望んでいるわけではないことをやらされるわけですから。例えば、「運動会」という行事があった場合、それはお義父さまにとっては「運動会に強制参加が決まっているPTA活動」みたいなものでしょう。参加は義務で、逃げることも休むことも公式には認められず、しかも報酬は微々たるもので、それは自分が望むような報酬ではないのです。

もし、お義父さまのストレスがこのようなものであったら、自分の経験では、「ある程度のやりがいを感じる現金の報酬」と「その現金のある程度の自由な使い道」と「現金報酬を受け取るための単純かつ達成感がある仕事」のセット以外に薬はありません。例えば、ローガンさんのご家庭でのプラスチックのゴミのかさを減らすために、そうしたプラスチックのゴミをハサミで細かくする、というような仕事やそれに類する仕事を毎日、週給千円で「お願いしてやってもらう」のです。仕事はそのたびに「成果」を見せ、千円にも「使い道」を持たせるのです。外出が難しかったらネットのカタログを見せるとか。

就労施設に通って、今自分としてそれを噛みしめています。畢竟、人間は最期までそうしたものがないとやっていけない存在なのではないかとすら思います。

ご家族の事情はよくわかりませんが、どんなに設備が整ったリハビリ施設でも、そこに行くのが苦痛でしかない人間もいるのです。苦痛を味わわせるよりは、「次善の手段」を相談して見つけるほうがまだマシなのではないかと思います。

これまでのことはもちろん、「服薬の徹底」があってこその話です。薬をやめることは考えない方がいいと思います。

以上、障害歴二十年の人間からでした。
  • [2017/01/03 21:23]
  • URL |
  • ポール・ブリッツ
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鍵コメ(12/30)様へお返事です

鍵コメさん、ご訪問&コメントをありがとうございます。

とても、とても励まされました!
労わりの言葉に、胸があたたかくなりました。
体調は特に変わりありません。大丈夫です。
家事や介護は手抜きしたくなったり、放棄したくなったりはするけど>_<

そうですよね、悪いのは病気です。
“聞き流す”努力に励みます。

今のところ、手を出されたのは意外にも長女だけです。
使い捨てマスクを取り替えようとしたら、「するな!」と怒鳴られ腕をはたかれたとか。
もの凄い力でビックリしたようです。

鍵コメさん、28日で一周忌でしたね。
親の死を経験していないので想像しかありませんが、ご病気のお父様も、鍵コメさんやお母様・妹さんも大変だったのですね。
体験談、凄く参考になりました。
ありがとうございます。
お心遣いに感謝です!
鍵コメさんと知り合えて嬉しかった事が、また一つ増えました。

2016年も残り一日を切りました。
思えば今年もたくさんお世話になり、よい思い出もできました。本当にありがとうございました。

新たに迎える年が、鍵コメさんにとって素晴らしい年でありますように!
  • [2016/12/31 03:05]
  • URL |
  • ローガン渡久地
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